BLOCKCHAIN

blockchain(ブロックチェーン)とは

データを暗号化し、ネットワーク上にブロックを繋げるようにして格納していく技術です。

一部では、「インターネット」に匹敵する革命を社会にもたらす技術と言われています。

やばいですよこれは。本当に。(個人的な私見です。)このページで概要をつかんでください。


ブロックチェーンは、暗号化によって繋がりを持たせたデータを、ネットワークで繋がった世界中のパソコンに分散して格納していきます。

暗号化、かつ分散化によって、一人が全てを管理し一部を操作したり改変したりすることが、事実上不可能になるという性質があります。



これまでとの大きな違いは、データの保存場所が中央か、分散かということです。

ブロックチェーンの技術が登場する前は、

大事なデータは、管理者が厳重に守られたデータベースを用意して、その中に外部から攻撃されたり改変されない状態で保存していく必要がありました。


データの保存場所が中央にあるというのは、

お金の取引で言うと、履歴全てが銀行のデーダベースにあるということであり、

先生と生徒の関係で言えば、先生の頭の中にデータベースがあるということです。生徒は知らないという立場で学ぶことになります。


一方データの保存場所が分散されているというのは、

お金の取引で言うと、履歴はたくさんの人が見守り、分散されたデータベースの中にあり

先生と生徒の関係で言えば、それぞれの生徒がデータベースを持ち、分散されたデータを持ち寄って、答えを出すというようなことになります。



細部は難しい仕組みで成り立っていますが、大枠は簡単であり、技術としてとても素晴らしいです。


ビットコインは、ブロックチェーンを使って、中央管理者のいない通貨となりました。有志の研究者が開発し、仕組みを作りネットワーク上に公開された後は、誰も恣意的に扱えないものとなっています。ビットコインの取引は最初の取引から全て記録されているため、なにか変更を加えるためには世界中の分散されたデータに対して、莫大な計算を 一瞬で しかける必要があります。通貨の発行量も2100万通貨と決まっています。

管理者がいないということに、メリットデメリットはありますが

ビットコインはみんなで作り上げた、みんなで見守る唯一無二の民間の通貨となっています。価値の証明はネットワークに参加した人の手によって行われます。


今は、銀行などのこれまでの中央管理者が、ブロックチェーンとどのように付き合ったら良いか

どのように自分のポジションを取るかを研究競争している局面にあります。


莫大なお金がブロックチェーン関連の研究に流れ込んでいます。